私自身ドラッグストアの店長をしていて不安な気持ちになることも多くあります。
ということで、今回は「店長の資質」というテーマで書いていきたいと思います。
是非、その不安は必要なものかどうかを考える参考にしてもらえると嬉しく思います。
あくまで、ドラッグストア店長歴15年「たか店長」の実体験に基づいた個人的意見です。
では、解説させていただきます。
ドラッグストア店長に“資質“って必要?
結論!必要!
正直、ドラッグストアの店長に“就くこと“、“業務をすること“は誰にでもできます。
しかし、“資質”となると話は変わります。
リーダーシップが上手く取れずに降格した店長や、精神的に追い込まれて自ら辞めていった店長を見てきたこともあり、私の結論としてはどうしても資質は必要だと感じています。
必要な“資質“は技術的な「スキル」では無い
「店長」と聞くと求められる能力やスキルが多くないといけない様に感じると思います。
しかし、実際には“我慢強さ“や“受け流せる心持ち“といった「精神的に続けられるかどうかの向き・不向き」の方が大きく影響することを身をもって知っています。
店長はやりたくてやるものでは無い
あくまで所属長を決めるのは、基本的に会社や上司であり従業員の“総意“がなければなれません。
そのため任命された以上は「自分は向いていない」と思っていても、一度は経験してみる価値はあります。
正直、実際やってみないと「向き・不向き」と言うのは周りも自分自身も分からないことだと思うので、試す意味でもやってみる価値はあると思います。
現場のリーダーに必要なのは“人徳“の蓄積
リーダーをするための大前提
「向き・不向き」を言ってしまうと、店長の仕事にやり甲斐をもって仕事にあたっている方からすると絶望の様に聞こえますが、もちろん後天的にリーダーを円滑に務める方法はあります。
それが、「“人徳“の蓄積」です。
リーダーシップを取るためのテクニックは多数ありますが、結果的にどれも“リーダーが部下から信頼されている“ことが前提になっています。
つまり、“自らの普段の発言・行動が信頼に値するものかどうか“を周りに示す努力をしているかどうかはリーダーをする上で前提条件であると言えます。
“人徳“の積み重ねは“普段のコミュニケーション“によって行う
では、“人徳”を積み上げるとはどうすれば良いのか?
実際にリーダーシップがしっかり取れている店長見ていて、その傾向を簡潔に言うと
- 自分の機嫌のコントロールができている
- 自分から挨拶や連絡事項伝達などのコミュニケーションをとりにいっている
の2点の様に感じます。
もちろん、それに加えて店長自身の能力が高ければ評価も高いのですが、上記2点がしっかりしていなければ評価対象にもなり得ないのが感覚としてあります。
店長は“役割“。向かなければ離れてもいい。
たか店長自身どうなのか?考えてみた
今回の記事を作成するにあたって「自分自身店長に向いているか?」を自分自身で考えてみました。
結論!たか店長は店長に向いていない!でした。笑
リーダーの資質に関しての書籍は多数出ていますが、近年のリーダーシップの主流はカリスマ性を発揮した「トップダウン型のリーダーシップ」ではなく、同じ目線で引っ張っていく「ボトムアップ推進型のリーダー」です。
どちらが良い・悪いの問題ではなく、バランスの問題だと思います。
相手にハッキリと「駄目なものは駄目!」と言うことが苦手な“たか店長“は、この辺りのバランス感覚が下手くそなのでは無いかと過去のやらかし体験から自分で思うのです。
(笑えねー!!泣)
辛いと感じるなら辞めたって良い
最初に書いた通り“店長の仕事“は「向き・不向き」がほぼ確実に存在します。
辛いと感じたら、まずは会社・上司に相談し「部署異動・役職転換」を検討してもらう。
難しければ、「転職」も視野に入れる。
(転職を検討なら早めに準備する必要があるので、時々適職について思考を整理しておく。)
残りの人生辛い仕事をし続けるリスクを考えたら、転職なんて全然リスクだとは思えません。
(すいません。転職組なので、擁護してしました。汗)
まとめ
それでは今回の内容をまとめたいと思います。
以上が、ドラッグストアの店長をする上での資質に関する私の意見です。
私自身、自分が有能な店長とも言い難いと感じているため、リアルな現実を今回書かせて貰えたかなと思っています。
是非、見てくれた方の参考になれば幸いです。
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