【販売業店長の実態】ドラッグストア登販店長のリアルを公開 ポイント3つ!

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  • ドラッグストアの店長になると、どんな生活が待っているの?
  • プライベートの時間は確保できる?
  • 正直なところオススメな職業?

 

この様な疑問に

現役ドラッグストア店長の「たか店長」がお答えします!

 

たか店長
たか店長

結論を先にお伝えします!

 

どんな生活になる?

→年収400~450万程。ほぼ平均の収入。独り暮らしなら、遊びや外食費に使えるくらいには余裕。家族がいるなら、共働きor倹約が必要。…くらいの生活感。

 

労働日数、労働時間は?プライベート時間は充実してる?

→年間休日数110日程(有給取得日数込み)。1ヶ月の平均残業時間は30時間程。法改正もあり最近減ってきている。…長期休暇があまり無いため遠出の旅行は難しいが、ちょっとした趣味なら持てる位のプライベート時間感覚。

 

正直…オススメな仕事?

→個人的には…新卒就職はオススメしない。中途採用就職ならありな選択。専門性が低いため、接客業にこだわりがない限り、若いうちにはオススメできる仕事とは言いがたい印象です。

 

では、なぜこの様に言えるのか?

を私のリアルな生活感や実体験に基づいて一つ一つ解説していきます!

 

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ドラッグストア店長はどんな生活になる?

 

私は、店長歴10年以上の地方ドラッグストア登録販売者です。

それを踏まえた上で、どんな生活感になるのかを解説します!

 

都市部と地方で暮らしは変わるか?

 

私自身、中途採用の転職組でもちろん転職経験もあるのでハッキリと言わせていただきます。

 

たか店長
たか店長

都市部だろうが地方だろうが、どこのドラッグストアも「時間単価」で言えば「給料」はそこまで変わりません!

 

差があるとすれば、良くも悪くも「仕事内容」などの「その他の待遇面」です!

 

では、地方に住んだ方が生活費が安い分良いのでは?

と思われガチですが、必ずしもそうではありません。

 

確かに「家賃」が安かったり、「贅沢品の誘惑」が多くなかったりはあると思いますが、地方では家計の足枷になるものがあります。

 

それは…「車」です。

地方では車がなくては、そもそも働きに出ることもできません。異動命令も頻繁にでるドラッグストアの仕事では、配属店舗が必ずしも最寄り駅まで近いとは限らず、車は必需品。

 

「車の維持費」と「生活費の安さ」を天秤にかけると、それほど都市部と地方勤務では「可処分所得」に差は無いのが現実です。

 

日本人の平均所得ぐらい

 

年収350万~450万

まさに日本人の平均所得、中央値といったところの年収です。

 

実際に、私も転職活動をしたことは何度もありますが、どこのドラッグストアも給与に関してはそこまでの差はありませんでした。

 

給与に差がない以上、ドラッグストア業界で働いている人間であれば「時たま転職活動をして今より良い条件の仕事があれば転職する」くらいの気持ちがないと「いい条件の仕事」なんて行き着けないのが現実です。

 

独り暮らしなら余裕、結婚していれば共働きが前提

 

ドラッグストアに限らずこのくらいの給料なら、贅沢は出来ないものの生活自体にそこまで困ることは無いかと思います。

 

ただし、子供を養うとなると結構厳しい給料なのは間違いなさそうです。

家庭を持つなら、夫婦共働きは避けられない職業なのかもしれません。

 

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プライベートな生活時間は確保できる?

 

残業時間の多さやプライベート時間にも業務が食い込むかは気になるところですよね?

ドラッグストアに勤めた時の可処分時間を解説します!

 

残業時間5~30時間ほど

 

勤める会社によってマチマチですが、自分自身の経験や勤めている知り合いなどを見る限り、最近の傾向としてはこの程度の残業時間になります。

 

月30時間残業と言うと毎日約9.5時間労働…まぁまぁ長時間労働です。

 

有給は取れるの?連休はあるの?

 

わたくし、今の会社に15年近くいますが…

連休がとれたのって、新婚旅行とインフルエンザの時だけでした。

 

じいちゃんが死んだときでさえ連休など無かったよ(泣

 

有給も取ろうと思えば取れるけど「連休」では取れませんでした。

 

ましてや、「店長」となると自分でシフトを作る兼ね合いから自分に有給を使うのは気を遣うものです。

 

ドラッグストア勤務では、連休は期待しない方が良いかもしれません。

 

平日休みの優越感

 

家族がいるか、独身貴族かにもよりますが、私が販売業に勤めていて感じるメリットの一つに「平日の休みがある」と言うことです。

 

家族がいれば、土日に多い「家族のイベント」に参加しにくいためデメリットにもなり得ますが…

 

自分一人であれば、平日休みによるプライベート時間の充実感は計りしれません!

 

道路やお店は空いているし、旅行も平日割りで安く行けることだってあります。

 

世間ではブラックと呼ばれがちなドラッグストアの店員も、意外とプライベートは充実出来るものなのです!

 

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ぶっちゃけ…オススメな仕事?

 

先に結論を書いてしまいましたが、その人が求めているものによっては、オススメな仕事と言えます!

 

ここでは、オススメできる方の基準を紹介したいと思います。

 

専門性が低い職業

 

はっきり言って「専門性が低い」職業に分類される仕事です。

 

人員の替えが効く仕事のため、余程のスキル・経験がない限り弱い立場として働くことにはなりがちです。

 

中途採用で入社がオススメ

 

その為、新卒採用のカードを使って入社するよりも、色々経験してから「中途採用」にて入社するのが個人的にはオススメです。

 

シフト勤務が好きな方

 

まるで「アルバイト」みたいな働き方だな!

 

世間の認識ではこの様に思われがちで、ちゃんとした職業としてなかなか認知されにくい販売・サービス業の仕事。

 

しかし!

 

裏を返せば、そんな働き方で収入を得られるなら御の字と言う方もいるのではないでしょうか?

 

周りの目など気にせず働ける方なら、案外気楽な職業と言えてオススメです!

 

まとめ

 

ドラッグストアの店長の現実をまとめると

 

  • ドラッグストア店長の年収は、350万~500万位。
  • 年間110日程の休み。
  • シフト制の働き方で、プライベートは案外充実してる。
  • 専門性が低めなため、入社するなら中途採用がオススメ。

 

あくまで個人的な意見に伴う内容ですが、参考にして貰えると嬉しいです。

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