【ストレスケアの大前提】体温維持の重要性と方法!

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皆さんは「体温」と「ストレス」は深い関係にあることをご存知でしょうか?

基本的に人間の身体には「恒常性(ホメオスタシス)」と言う機能があり、正常な状態であれば適性体温(36.5〜37.0℃)に保たれる様に出来ています。

疲れやストレスで身体の機能が低下したり、自律神経が乱れたりすると恒常性の機能が上手に働かず慢性的に体温が安定しにくくなります。逆も然り、体温維持を意識する習慣がなくては体調を崩しやすくストレスにも弱くなってしまいます

今回は、体温維持の重要性とその方法やコツをまとめていきたいと思います。

こんな方におすすめの内容!

  • ストレスが多い方
  • 原因不明の体調不良が多い方
  • 健康寿命を伸ばしたい方

結論を先に言うと

  • 体温維持でストレスに強く!
  • 体温改善には「食事」「睡眠」「運動」それぞれの養生法!
  • 根本的なメンタル強化法!

では、それぞれ解説します。

“体温改善“

私たちの身体は、適正体温(36.5〜37.0℃)より

1度下がるごとに免疫力であれば約30%、基礎代謝なら約10%の低下

が起こると言われます。

適正体温に近づける


“起床時の体温“と“活動時の体温“でも違いがあります。

適正体温(36.5〜37.0℃)は、これらの理想の平均体温です。

基礎の平均体温を把握するには

  • 毎日同じ時間帯に計測する
  • 1日3回位に分けて計測、平均を出す

自分の体温を把握して、適正体温に近づけてみましょう

低体温気味なら生活改善


体温が低い場合は

  • 筋肉を付ける
  • 肝臓に負荷をかけない食事
  • 有酸素運動で血流改善

等の方法で、養生をします。

筋肉量や肝機能は、体温維持だけでなく基礎代謝に大きく関わるものです。

それだけでも、低体温の改善に役立ちます。

体温と睡眠

“体温調節“と“睡眠“は、切っても切り離せない関係。
人間の深部体温(体内の温度)は、昼間は高く、就寝時は低くなる様に出来ています。

そのため、食事は就寝3〜4時間前に、お風呂は就寝2〜3時間前に済ませておくのが理想的。(就寝時までに、深部体温を下げておくため)

自律神経が乱れる要因になるため、睡眠時間は7〜8時間程度が理想。(個人差があるので、調子をみて適切時間を把握する必要あり)
長過ぎても、短過ぎても良くありません。

“体温維持“

体温を上げるだけでなく、下げない工夫も必要です。
体温を維持のため、身体を冷やさないためにすべきことをご紹介します。

冷・暖房に頼り過ぎない

身体は、使わない機能は衰えていくものです。

機械に頼り過ぎた温度調整は、身体の体温調整機能を衰えさせてしまいます

無理は禁物ですが、身体の恒常性を考えて冷暖房の使い過ぎにはご注意を!

小まめな服装調節

特に服装に迷う“春“・“秋“にはご注意を!

ファッション性も大事ですが、簡単な上着を用意するなど“着衣の機能性“にも配慮したコーディネートを心掛けましょう

身体を冷やす食べ物に注意

アイスや冷たいものの取り過ぎは勿論のことですが、“身体を冷やす食材“にも注意が必要です。

また、多量の糖分は血糖値の乱高下を引き起こし体温を下げると言われています。

科学が発展して、人類がどこでも冷たいものを手に入れられる様になったのは歴史的に最近のことです。
本来、これほど体内に冷たいものを入れることに人体は慣れていないのかもしれません。

身体を冷やすものの取り過ぎには、ご注意を!

体温とメンタルの関係性

体温と免疫力や基礎代謝の関係性の深さはご説明の通りですが、精神面でも深い関係性があります。

特に身体の“深部体温“とは、とても深い関係性があると言えます。

腸活はメンタルに効果あり

腸内環境は、脳や自律神経に大きく影響されるものです。
それを“脳腸相関“と言います。

腸内環境を整えるには、「冷え」は大敵!


メンタル強化には、以下も大事な要素です。

  • 身体を冷やさない
  • 冷たいものを摂り過ぎない
  • 発酵食品を定期的に摂取

お風呂が安眠を左右する

睡眠不足によって身体が疲れれば、免疫力は当然落ちます。
そして、睡眠と体温には深い関係があります。

質の良い睡眠を摂りたければ、夜のお風呂の際に以下にご注意!

  • シャワーで済ませず、浴槽に浸かる
  • 40℃前後のぬる目のお湯にゆっくり浸かる

体温は血流の良さの現れ

全身に“栄養“や“酸素“を送り込む「血液」ですが、それ以外に大事な機能の一つに“熱を運ぶ“があります。

体温の高いところから低いところへ“熱“を運ぶことで、一定の体温を保っています。

つまり、体温の低い人は血流が悪くなっている可能性があります。

血流が悪く、脳が“栄養不足“や“酸欠“の状態でメンタルを保つことなど出来ません。

体温が低い時は、血流改善の必要性が高いのです

身体本来の力を引き出すためのステップです!

まとめ

今回はメンタルにおいての体温管理の重要性と対処法について書いてみました。

私も精神的に追い込まれた時ほど、指先や足先などの「末端の冷え」が出ていました。

最近では、運動や生活改善に気を付けて体温管理に努めたところ、心の負担が減ったように感じました。

これを読まれた方も、是非とも体温管理に注目してストレスケアに努めて貰いたいと思います。

それでは、今回のポイント!

  • 適正体温維持がストレスケアにつながる!
  • 体温が低い方は、血流改善・内蔵ケアを!
  • 規則正しい生活で自律神経を整える!

出来る範囲で、皆さんストレスケアに努めましょう!

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