今回は、淡々とドラッグストアで行われている業務を書いていこうと思います!
前に店長の一日について書いた記事もあるので、こちらも参考にしてね!
基礎業務
まずは、立場・役職関係なく誰でも行う基本の業務!
これがないとお店は成り立ちません。
レジ打ち
まずは小売業といえばコレ!という基本中の基本の業務。行う従業員は「お店の顔」となります。自動化も進んでおりセルフレジ設置店も増えている一方で、その他の煩雑業務も同時に伴うことも多いので臨機応変さが必要で奥が深い業務といえます。
対象者→全従業員
難易度 ★★★☆☆
品出し
配送で届いた商品を売り場棚に並べる業務。賞味・使用期限がある商品もあるため「先入先出法」で行う。
対象者→全従業員
難易度 ★★☆☆☆
補充
バックヤードの在庫商品を定期的に補充する業務、お菓子や飲料、日配品など回転の早い部門は特に頻繁に行う。
対象者→全従業員
難易度 ★★☆☆☆
店内清掃
売り場・バックヤード・トイレなどの掃除。シフトで割り当てられることが多い。
対象者→全従業員
難易度 ★★☆☆☆
開店準備・閉店作業
レジを含む電子機器の電源オン・オフや店頭に並べる商品の準備・取込み作業全般。
対象者→全従業員
難易度 ★☆☆☆☆
担当者業務
ドラッグストアの扱い商品は多岐に渡るため、店舗ごとに各部門の担当者が存在します。
部門責任者である担当者が行う業務を整理します!
発注業務
担当者の基本的な商品管理業務。発注量のさじ加減が難しく、担当者になると訪れる最初の鬼門。最近は、「自動発注システム」を採用する会社も増えている。
対象者→各部門担当者
難易度 ★★☆☆☆
棚替え業務
新商品の入れ替えや季節商品の陳列に応じて、棚のレイアウトや商品の並びを変更する業務。本部の指示によって行われることが多い。
参考記事→【売場担当者の必須業務】ドラッグストアにおける「棚替え」の手順とコツ
対象者→各部門担当者
難易度 ★★★☆☆
仕入れ、返品、請求管理
取引先とのやり取りを行う業務。データで管理することの多い近年ではキッチリと数字で管理することが重要となる。
対象者→各部門担当者(事務担当者がメイン)
難易度 ★★★☆☆
期限チェック
商品の賞味・使用期限をチェックして、期限が近いものから必要に応じ「返品」「値引き販売」「廃棄」の処理をする業務。定期的に行う必要がある。
対象者→全従業員(各部門担当者がメインで管理)
難易度 ★★★☆☆
本部バイヤー等からの指示
担当者の裁量範囲は所属している会社によってマチマチですが、基本的には本部の指示を遂行することによって売り場を維持していくイメージになります。
対象者→各部門担当者
難易度 ★★★☆☆
責任者業務
店長や副店長、エリアマネージャーなどが行う責任者業務。
責任が伴うためトラブルになりやすく、臨機応変さが必要です。
基本的に「人(従業員、お客様、取引先など)」「もの(商品、備品など)」「金(売上金、売上・請求データなど)」の管理がメインになります。
勤務シフト管理
出勤日と出勤時間・休日などを表にまとめ決める業務。当日何をやるかを時間割で決める「タイムシフト」もある。業務効率から職場の雰囲気に至るまで勤務シフトを作成した段階で決まって来る事も多く、重要な仕事の一つといえます。
参考記事→【店長重要業務!】小売業における勤務シフト作成の手順とコツを解説!
対象者→各店店長
難易度 ★★★★☆
職場のムードメイク
働きやすい職場の雰囲気をコントロールする業務。実は部下からの評価を得れるかどうかは、リーダーとして職場の雰囲気をよく出来るかどうかがとても重要。管理者としては一番難しく一番重要と言える業務の一つ。
対象者→全管理者(社長をはじめとした重役〜各店の店長に至るまでの全リーダー)
難易度 ★★★★★
売上などの数値管理
様々な数値の管理と改善計画報告の業務。中間管理職にとっては中心業務の一つ。表面上の数値に囚われず根本原因に触れることが大切になるため、絶妙なバランス感覚を養わなくてはいけません。
対象者→各店店長・各部門のリーダー
難易度 ★★★☆☆
緊急トラブル対応
予期しないマニュアル外のトラブル対応。前線の業務では頻繁に発生します。経験値や臨機応変さが必要になるため、責任を取ることができる役職のスタッフが中心となって対応します。
対象者→各店店長、エリアマネージャー、部門のリーダー
難易度 ★★★★☆
本部からの指示
本部から全店への通達や指示を、各スタッフに伝達したり、実行をする業務。店長やリーダーが各従業員へ指示を出し協力して指示を実行したり、教育を施したりします。内容によって難易度は様々ですが、不定期に発生する業務なので計画が立てにくい傾向にあります。
対象者→全従業員(各部門担当者がメインで管理)
難易度 ★★★☆☆
まとめ
思いつく限り業務を書き出してみましたが、こうして俯瞰してみると業務の中心は「人」「もの」「金」に関するものだということがわかると思います。
その中でも「人」に関する業務に関しては重要度が高く、難易度も難しいことが読み取れます。
さすが仕事の退職理由No.1「職場の人間関係」をはじめとした「人」の管理というだけはあります。
まだまだ書ききれず抜けてしまっている業務もあると思いますので、その際は追記させていただきます。
関連記事の充実にも努めたいと思いますので、参考にしていただけると幸いです。
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