【取得を考えている方必見!】登録販売者資格の有益性

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ドラッグストアで働く上で、持っていた方が良い資格として有名なのが「登録販売者」です。

通称“トウハン”。

今回は、そんな登録販売者の資格の有益性を書いていきます。

この記事の内容↓

  • 登録販売者資格は取るべき資格?→はい。おすすめです!
  • 有益性は?何に役立つ?→今後、需要は高まる。様々なお悩み解消にダイレクトに役立ちます。
  • ドラッグストア勤務じゃ無い人も取るべき?→はい。普段から使える知識も養えます。
  • 独学でも取れる?→はい。ただし、試験合格後の経験や勉強の方が重要になります。

登録販売者とは?

薬剤師の人手不足解消のため、2006年の薬事法改正に伴って誕生した資格。
店頭で医薬品の服用アドバイスや、効能・効果等をわかりやすく説明する役割が期待されています。
セルフメディケーション制度⚠︎によって、今後需要が高まる資格でもあります。

※セルフメディケーション税制とは、OTC医薬品を利用して自分の健康を自分で管理することを目的として、一定条件を満たせば税金の還付・減額ができる制度のこと。

OTC医薬品⚠︎のプロフェッショナル

「薬剤師」意外に、医薬品を売る事ができる資格が「登録販売者」です。
“要指導医薬品“、“第一類医薬品“等の一部のリスクランクが高い医薬品を除けば、殆どのOTC医薬品を販売、アドバイスをすることが出来ます。

そのため、“お薬のプロ“としての自覚と責任が必要になる仕事とも言えます。

※OTC(オーバー・ザ・カウンター)医薬品とは、いわゆる“市販薬“や“大衆薬“と呼ばれるような「店頭販売される薬」のことを指します。

年1回(6時間)の研修が義務になっている

厚生労働省は、登録販売者に対し年間6時間の継続研修を義務化しています。
知識の定着とアップデートをすることで自身の向上を図り、社会的に役に立てる手助けをします。

セルフメディケーションの申し子

政府がセルフメディケーションを推奨している理由の一つとして、「医療費の圧迫」が挙げられます。
少子高齢化の現代では、医療費にかかる税金も大きな負担になっています。
上手にOTC医薬品を使って、簡単な症状であれば自分の体調は自分で管理できる社会にする…
今後も、登録販売者の需要は高まってくると予想されます。

有益性について

個人的には、この資格は合格するだけでは「使えない資格」だと思っています。
いかに、それを社会的に役立てられる様に昇華させるかが重要な資格と言えます。

取るべき資格

持っていて損になる資格では決してありません。
取得労力に対するコスパは、かなり良いです。

  • 受験制限が無く、幅広い人が受験できる
  • 食いっぱぐれることは無さそう
  • 実生活でも役に立てる情報が多い

など、取るべきメリットとしては十分です。実践的な資格。

何の役に立つ

医薬品や人体に対する知識が深まるだけでも、人のお悩みの解決に貢献できる資格と言えます。
感謝の言葉をかけられながら働ける、ありがたい資格では無いでしょうか?

実践的な資格なだけに、様々な人の役に立てる資格です。

デメリット

あえて、デメリットを挙げるなら

  • 誰でも受験できる「参入障壁の低さ」
  • 資格手当が低い
  • ドラッグストア以外での活躍の場が、まだまだ少ない

等が考えられます。
特に資格手当の面は、5,000〜10,000円が相場の様です。基本給が低い業種が多いだけに、もう少し社会的価値が上がって欲しいと願います。

ドラッグストア勤務以外の人も取るべき資格

登録販売者資格は、ドラッグストアやお薬に関わる仕事でない方も、取得することをお勧めできる資格です。
「家庭の医学」の様に、学んでおけば普段の生活でも役に立つ知識を養う事ができます。

持っていて損になることのない資格

費やした労力や費用に対して、とてもコスパの高い登録販売者資格ですが、今後活躍の場も増えていくことが予想されます。持っていて人生のプラスになることはあっても、マイナスになることは考えられません。

コロナ禍で需要が激増

コロナの感染拡大やそれに伴った“巣篭もり“の影響もあり、「簡単な症状であれば自分の健康は自分で管理する」という常識が出来上がりつつあります。
セルフメディケーションの専門家として、登録販売者需要は今後も増える一方だと考えられます。

独学でも取れる

登録販売者試験の魅力の一つに、取得難易度の手頃感もあると思います。
その他にも、独学で学習できる理由としては

  • 受験制限がない
  • 自分のペースでできる
  • 受験会場が全国にある
  • 教材・講義が豊富で始めやすい

等が挙げられます。

私個人の考えですが、試験を突破するだけなら全然独学でも可能です。
体感としては、ある程度の事前知識があれば50〜100時間もあれば、試験対策は可能ではないかと思います。

まとめ

「実際に使わない資格を持っていても仕方ない」とお考えの方もいるとは思いますが、私は“持っているだけ“でも十分価値のある資格だと考えます。
メリットは、以下の通り

  • 実生活にも、活かせる勉強内容
  • 感謝される仕事内容
  • 試験難易度が手頃で自己啓発にもお勧め
  • 需要の高まりから活躍の場が増えている

デメリットは、以下の通り

  • 参入障壁が低い・誰でも取れる
  • 手当・給料が期待できない
  • まだまだ社会的地位が低い
  • 定期講習がある・知識のアップデートが必須

登録販売者は、なってからの勉強が大事な仕事と言えます。
一緒に頑張りましょう!

それでは皆様、良いドラッグストアライフをお過ごしください!

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